はじめに
Googleフォームで問い合わせや日報を集めていると、
「シートがどんどん長くなって見づらい…」
「日ごとに整理できたら管理が楽なのに」と感じたことはありませんか?
実はGAS(Google Apps Script)を使えば、フォームの回答が送信されるたびに、
その日のシートを自動作成して、そこへ追記する ことができます。
たとえば、2025年10月14日に送信された回答は「2025-10-14」という名前のシートに自動追加。
翌日になれば「2025-10-15」シートが自動で作られる…そんな便利な仕組みです。
この記事では、フォームとスプレッドシートを連携したうえで、
日付ごとに新しいシートを自動で作成して追記するGASスクリプト を紹介します。
やりたいこと
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Googleフォームをスプレッドシートに紐づける
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フォーム回答を日ごとに自動でシート分けして保存する
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既存シートがある場合は追記、なければ自動作成
準備するもの
ライブラリ
特別なライブラリは不要です。
GASの標準機能である SpreadsheetApp のみでOKです!
Googleフォームとスプレッドシートを紐づける手順
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Googleフォームを開く
フォーム編集画面の上部にある「回答」タブをクリックします。 -
スプレッドシートをリンクする
緑色の「スプレッドシート」アイコンをクリックします。
▼表示される選択肢
- 新しいスプレッドシートを作成
- 既存のスプレッドシートを選択
どちらでもOKですが、今回は「新しいスプレッドシートを作成」を選びましょう。

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自動的にスプレッドシートが生成される
これで、フォームに回答が送信されるたびに、スプレッドシートの「フォームの回答1」というシートに自動で追記されます。
コードスクリプト
フォーム送信時に自動で実行され、
回答を「今日の日付のシート」に書き込むスクリプトです。
シートがなければその場で作成します。
function onFormSubmit(e) {
// 回答データを取得
const responses = e.values;
// 今日の日付(例:2025-10-14)
const today = Utilities.formatDate(new Date(), 'Asia/Tokyo', 'yyyy-MM-dd');
// 現在のスプレッドシートを取得
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// 日付シートを取得(なければ新規作成)
let sheet = ss.getSheetByName(today);
if (!sheet) {
sheet = ss.insertSheet(today);
// フォーム回答のヘッダーをコピー(最初のシートから)
const headerSheet = ss.getSheets()[0];
const header = headerSheet.getRange(1, 1, 1, headerSheet.getLastColumn()).getValues();
sheet.getRange(1, 1, 1, header[0].length).setValues(header);
}
// 回答を追加
sheet.appendRow(responses);
}
実行結果
フォームが送信されるたびに…
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その日のシート(例:
2025-10-14)が自動で作られる -
回答内容が1行ずつ追記される
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翌日になると、新しい日付シートが自動生成される
つまり「日ごとに整理された日報一覧」ができあがります。
コード解説
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onFormSubmit(e)
フォーム送信時に自動で呼ばれる関数。 -
e.values
フォームの回答が配列で入っている。 -
Utilities.formatDate()
日付を"yyyy-MM-dd"形式に整える。 -
insertSheet()
指定名のシートが存在しない場合、新しく作成。 -
appendRow()
新しい行を末尾に追加する。
注意点
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トリガー設定が必要です。
スクリプトを保存したあと、「トリガー」→「onFormSubmit」を追加しましょう。 -
フォームのヘッダー名が変わるとコピーできない場合があります。
フォーム側の質問文を変更する際は、ヘッダー確認も忘れずに。 -
日付形式を「yyyy-MM-dd」に固定すると並びが崩れません。
スラッシュ区切り(2025/10/14)だと並び順がずれることがあります。
まとめ
フォームで集まった回答を「日別シート」に分けるだけで、
・日報管理がしやすくなる
・その日の内容をすぐ振り返れる
・スプレッドシートが散らからない
というメリットがあります。
GASを少し足すだけで、
「データをためる」から「整理された形で残す」へ。
毎日の作業を少しラクにする第一歩として、ぜひ試してみてください。



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